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茂木健一郎×箭内道彦

茂木健一郎×箭内道彦

箭内道彦

茂木:箭内さんは、博報堂に勤めてから、独立されたんですよね。会社員時代と独立されてからで変わったことってありますか。

箭内:博報堂には13年いました。もともとは、広告作る人間って、「どうも箭内です!」と言って出てくる人はいないんですよね。裏方ですから。でも、実際のところ、自分を使って(企画を)実現させた方が早くて、100%が出せるんですよね。だから、(独立後は)どんどん表に自分から出ていったんです。決して出たがりとかじゃないんですけど。
自分が考えた企画を演じることが、最大限に力が発揮できることに気づいたんです。

茂木:なるほど。興味深いですね。

箭内:ただ、そうやってると、前に出ていく自分と客観視する自分という、主観と客観のバランスが不安定になることがあるんです。快感もありますが、ものすごく怖くなることがあって。常にその繰り返しですね。いろんな方に話を聞いたりして解決法を探しているんですが。

茂木:ほう。僕が、ひとつだけ糸口となるお答えができるとすると、箭内さんの働き方はプロデューサーとアクターを兼ねているんです。実は、このあり方が現在における唯一のあり方だと思います。例えば、アクターだけをやって、演出は他人という状況って、ものすごくストレスが溜まりませんか。抑圧されている感じがして。 だから、今

の時代、自分でプロデュースして、自分でアクションするというのがストレスなく働ける唯一の手段になって来ていると思うんです。

箭内:あぁ、なるほど。そう言われると、気持ちが楽になりますね。

茂木:インターネットが発達した今、そう言う、いわゆるセルフプロデュースが簡単に出来る時代じゃないですか。

箭内:そうですね。独立して一番変わったところは、そこかもしれません。自分で自分に発注できる、決済権を自分で持っているというのは、すごく大きいですよね。ストレスを感じませんし、いろんなしがらみから解放されて、速度感のある仕事ができるんです。そのストレスのなさと速度感、それこそ疾走のひとつですね。

茂木:そうなんですよ。それが現代の速度感ですね。今成功している企業は、Apple、Google、Facebook、みんなその速度感で仕事してます。時代は確実にその方向に向かっている。だからこそ、今の若者たちには早く気づいて欲しいんです。学生時代に気づいて欲しい。セルフプロデュースが出来る時代なんだと。自分の人生は誰かが決めるわけじゃないんです。

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