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茂木健一郎×妹島和世

茂木健一郎×妹島和世

妹島和世

茂木:妹島さんは、一昨年、建築界のノーベル賞とも称される「プリツカー賞」を受賞され、さらに現在、建設が進んでいるフランスのルーブル美術館別館の設計を担当されたりと、世界的に活躍されていますが、聞くところによると、あまりお休みを取られないということなのですが、普段どのくらい働いていらっしゃるんですか。

妹島:うーん。事務所を出るのは、結構、日付が変わってからが多いですね。コンペ(設計競技)の締め切りの時は、朝方になってしまうこともあります。だから、次の日、(仕事を)始めるのが遅くなって、悪循環なんですが・・・。

茂木:すごいですね。僕は安藤忠雄さんの『連戦連敗』を読んで、国際的なコンペの凄まじさを知りました。妹島さんにしても、安藤さんにしても、世界的な評価を受けている建築家でも、負けることがあるのだと。それでも、コンペに出し続けるのは、何がモチベーションになっているんでしょうか。

妹島:基本的に公共の建築物はコンペから始まるものが多いんです。外国コンペに多く参加するのは、保存の計画とか特別な風景の中に建物をたてるなど、日本ではあまりめぐり会わないことについて考えるチャンスに出会う事が出来るからです。コンペに出し続けるのは、その方がより面白いプロジェクトに携われる可能性が高いからなんです。

茂木:楽な道よりも、険しいと思われる道の方が楽しいと思うところが、アスリートと同じですね。コンペで勝つ秘訣は、あるんですか。

妹島:当然、出したから毎回勝つ、という訳ではないんですよ。むしろ負けることのほうが断然多い。だから、秘訣は別にないですね。案だけでなく、いろいろな巡り合わせで、勝てる時は勝てるという気がします。それから、勝ったあとも図面と模型で作られた構想を実体としての建物に落としこんでいくプロセスは、関わる人も多いので手が抜けません。その場、その場でベストを尽くそうと努力しています。

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